fbpx

ブログ

blog

ホーム ブログ 2023年花粉症対策

2023年花粉症対策

2023年の花粉情報

メディアでは2023年の花粉が例年よりひどくなると伝えています。では実際どうなのでしょうか。この情報は日本気象協会の情報をもとにお伝えします。

参照先はこちら 日本気象協会サイト

2023年春の花粉飛散予想

・飛散開始は九州から関東で2月上旬からはじまる

スギ花粉のピークは例年並みで3月上旬からピークに入るところが多い

飛散量は九州から東北で前年より多く、特に四国・近畿・東海・関東甲信で非常に多い

2023年東海地方の花粉飛散傾向

例年比は180%、前年比では非常に多く280となっています。

その根拠は?

前年夏の気象条件の影響です。花粉は気温が高く、日照時間が多く、雨の少ない夏は花芽が多く形成され、翌春の飛散量が多くなるといわれています。

ちなみに東海地方の2022年夏の気象(6〜8月)は気温が高い。降水量が多い。日照時間は平均並でした。

以下は飛散時期の全国マップと飛散量の比較マップです。

参照:大鵬薬品工業株式会社

花粉による目の症状

季節性アレルギー結膜炎

アレルギー性結膜炎は体外異物(抗原)に対し、過剰に亢進(病勢などが高ぶり進む)した生体防御反応によって発症します。

スギ・ヒノキによる季節性アレルギー結膜炎の有病率は小児から年齢とともに増加傾向となっています。

主な症状

まぶたのはれ・充血、眼脂(多くは白色調)
目がゴロゴロする・まぶしさ・コンタクトレンズ装用者ではコンタクトレンズ がズレやすい

治療

・抗アレルギー剤の点眼
症状が軽〜中程度の患者さんに使用しますが、症状が強い患者さんではステロイド点眼や免疫抑制剤の点眼を追加することがあります。

・抗アレルギー薬の内服
アレルギー症状の強い方、鼻炎症状の強い方では内服を処方することがあります。副作用として眠くなる症状が出現するためまずは就寝時に内服していただきます。

対策

1.抗原をできるだけ排除することが大切です。

2.通年性、季節性アレルギー患者さんは先に血液検査を受けて自分がどのような抗原(アレルゲン)に対してアレルギー反応を引き起こすか調べると良いでしょう。
3.花粉症がある方は花粉症のシーズン中は外出から戻られた際は手や顔をよく洗い、うがいをして花粉を流すよう指導しています。

4.花粉症対策メガネをかけるのも1つの方法でしょう。

5.目のかゆみの強い時は冷却したタオル等で目の周囲を冷やすなどして(冷やすことでかゆみが少し緩和されます)できるだけ目をこする行為は避けましょう。

この時期のアレルギー、スギ花粉だけではない!

2023年花粉症対策

2023年の花粉は全国的に増加しており、花粉の大量飛散が予想されるシーズンでは、花粉の飛散が始まってから本格飛散になるまでの期間が短くなる傾向があります。

例年、花粉症の症状が出ている人は早めの対策をしましょう。

当院では花粉症の患者さんには年明けからのアレルギーの目薬の点眼をおすすめしております。

早めの対策で花粉シーズンを乗り切りましょう。

お知らせ【2月の受付変更】

清水エスパルスさんと地域支援応援パートナー契約を締結しました

この記事を見た人は、こんな記事を見ています