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コンタクトレンズ外来

概要

コンタクトレンズには、大きく分けて「ハードコンタクトレンズ」と「ソフトコンタクトレンズ」があります。

「ハードコンタクトレンズ」は水分を含まないプラスチック製の固いレンズ。耐久性と光学特性に優れ、乱視矯正に適しています。すでにハードコンタクトを使用している方が新しいハードコンタクトを処方する場合、正確な処方を行うためには角膜形状を自然な状態に戻す必要があります。最低5日間はコンタクトレンズを装用しないで来院ください。

「ソフトコンタクトレンズ」は水分を含むと柔らかい素材で作られていて、目になじみやすく、つけ心地の優しいコンタクトレンズです。

低年齢の場合、コンタクトレンズの洗浄や管理が難しいことがあります。そのため、高校生以上の方に処方をお勧めしていますが、スポーツ等で必要な中学生には十分な指導を行い処方をすることもあります。ただし、受験生の方には感染のリスクを考え、極力処方はしておりません。アカントアメーバーなど重篤な感染症では、治療に数ヶ月掛かることもあります。

当院では妊婦さん、授乳中の方へのコンタクトレンズの処方は行っておりません。それは、コンタクトレンズによる眼疾患の治療に際し、抗菌剤の頻回点眼や点滴が必要になる場合があり、胎児や乳児への影響が懸念されるためです。妊婦さん、授乳中の方で現在コンタクトレンズを使用している方は、しばらくコンタクトレンズの休止をお勧めします。

症状

  • 下段画像は角膜内皮細胞を測定し、角膜の酸素不足の判定基準とします。

検査

1:近視や遠視、乱視の度数と眼の表面の丸みを調べる

オートレフ・ケラトメーターで測定します

2:角膜内皮細胞数測定

スペキュラで測定します(角膜内皮細胞とは角膜の一番奥にある大切な細胞で角膜を透明に保つ働きをしています)

3:角膜形状測定

トポグラフィーで測定します

4:視力測定

5mの視力台で測定します

5:遠近測定(40代前後の方)

手元(約30センチ)の文字が見えるか指標を使って測定します

目に他の病気がないか調べる検査

6:眼の奥を撮影

眼底カメラで撮影します

7:眼圧測定

ノンコンで測定します(眼の硬さを測定します)

8:医師の診察

医師がコンタクトのフィティングやドライアイの状態等をチェックします

9:レンズ選び

患者さんのライフスタイルや予算に応じたレンズ選びをいたします。当院は最新で高品質なコンタクトレンズを取り揃えております。

10:フィッティング(装用テスト)

選んだコンタクトを実際に装着して、見え方や装用感を確かめます

11:度数合わせ

コンタクトレンズを装着して視力検査をします

12:無料お試し

お試し用のコンタクトレンズを数日分お渡しします。ご自宅で装用感をお確かめください。 ※初めてコンタクトを使用される方はクリニックの診療日にご使用ください。(時々、コンタクトが外せず困って来院される方がいらっしゃる為)

13:再診察、購入

お試し終了後、再度、医師の診察を受けてください。 見え方やフィティングに問題がなければ購入となります。 万が一、見え方や装用に問題がある場合、「⑨のレンズ選び」から再度行います。

以上、最初のコンタクトレンズ購入まで11の検査と2度の診察があります。時間も掛かります。しかし、コンタクトレンズは心臓に装着するペースメーカーと同類の高度医療管理機器です。慎重に扱ってください。

対策

コンタクトレンズ装用者の増加にともない、誤った使い方や眼科専門医の診察、検査を受けずに角膜を傷つけるなどの眼障害を起こしているケースが増えています。眼に少しでも異常を感じたら、トラブルの悪化を防ぐためにもコンタクトレンズの使用を中止し、すぐに眼科専門医の診察、検査を受けてください。コンタクトレンズを安全、快適にお使いいただくには眼科専門医による診察、検査を受け、自分の眼に合ったコンタクトレンズを購入し、定期的に目とレンズのチェックを受けることが重要です。決められた装用期間や装用時間を必ず守り、正しいレンズケアを行うようにしましょう。

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