fbpx

他病院との連携

relation

ホーム 他病院との連携
他院との連携

眼底の血管は、人間の体の中において見ることができる唯一の血管です。眼に関わる全身の病気は想像よりも多く、眼科検診は高血圧やメタボリック症候群、糖尿病などの生活習慣病をはじめ、甲状腺などの病気、膠原病(こうげんびょう)、内分泌代謝疾患、血液疾患などの早期発見にも有効なことがあります。
視神経や網膜、角膜、水晶体などの眼科の検査や診療と患者さんの病状に応じて、首都圏ほか近隣の眼科専門病院や他科病院と連携をはかり、患者さんの診療を行っております。連携先の病院での治療後は、当院で経過観察をすることで、できる限り患者さんの負担を少なくするよう務めております。
地域に密着した眼科専門医として、眼科はもとより他科疾患も考慮し、医師をはじめスタッフが一丸となってサポートしていきますので、安心して治療を受けることができます。

地域連携医療について

地域連携医療について

地域医療とは、「かかりつけ医」と「病院」の連携と機能分担を区別することで、スムーズな医療を目指したものを意味します。日ごろの健康管理や発病の初期症状は「かかりつけ医」で、また、専門的な検査や手術など入院治療が必要な場合は「病院」で対応することで、機能分担を進めています。
診療の結果、画像診断や特殊検査、特殊治療が必要な場合は市内および近隣の基幹病院と連携を図り、検査を行っております。時には放射線科の専門医に画像を転送して診断してもらう「遠隔画像診断」を依頼することもあります。必要に応じて紹介状と共に適切な紹介も行います。

医療の役割分担

クリニックおよび病院などの医療機関は、役割に応じた「医療機能の分担」を行っています。身体に不安を感じた時は、まずご近所のクリニックを受診しますね。「かかりつけ医」とは【なんでも相談でき、最新の医療情報を熟知し、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介でき、身近で頼りになる地域 医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師】とあり、クリニックで対応できる疾患は「かかりつけ医」の分担となります。対応のできない病状についてはクリニックで紹介状をお書きして、地域の基幹病院に行っていただく事になります。そこでは、手術を中心に入院設備も有しております。
「かかりつけ医」は必要な状況に応じ適切な「病院」と連絡を取り、速やかな対応を行うことも、大切な業務の一つと考えています。患者さんの病状が、進行したり手遅れにならないように「かかりつけ医」と「病院」が密接な連携をはかることで、地域医療に貢献していくことが重要だと考えられています。「病院」でも対応困難な場合は「かかりつけ医」と「病院」の担当医が相談をした上で、さらに高次の医療機関を検討し、紹介することがあります。静岡県では、大学付属病院や静岡県立静岡がんセンターなどが「高次医療機関」にあたります。

おおるり眼科クリニック

  • 初診および再診患者さんの受け入れ
  • 必要に応じた診療、検査、治療
  • 患者さんの目の健康状態や既往歴、生活習慣などから疾病予防の指導
  • セカンドオピニオンなど病気に不安を持つ時の相談
  • 当院で対応できない場合の病状に関しては高次医療機関へ紹介

病院

  • 紹介患者さんの受け入れ
  • CT、MRIなどの特殊検査による画像診断
  • 手術、入院を主とした治療
  • かかりつけ医との連携および情報交換
  • 高次医療機関への紹介

流れ

目の具合が悪くなったり視覚に異常を感じたりした場合は、速やかに「かかりつけ医(クリニック)」を受診します。クリニックでは診察、検査、治療を行います。診察、検査結果によって基幹病院に診察を依頼する必要があれば、紹介状をお書きします。依頼を受けた基幹病院では、手術を含めた検査、治療を行います。病状が安定したり軽快した場合は、治療を終了します。場合によっては「かかりつけ医」に戻って経過観察を受けることもあります。

1

かかりつけ医にて紹介状の受け取り

かかりつけ医にて
紹介状の受け取り

病院は高次医療機関となっておりますので、混雑を避ける意味でもまず「かかりつけ医」を受診し、診察検査を受け、必要であれば紹介状を用意してもらい、受診の運びとなります。
「かかりつけ医」の紹介状(診療情報)を持参して受診することで、病院の担当医に患者さんの現在の病状を簡単に把握してもらうことができ、スムーズな受診につながります。

2

病院にて精密検査や専門診療

病院にて
精密検査や専門診療

病院ではMRIやCTなどの画像診断を行うことができます。また、全身的な疾患を検査する場合にも、他科の医師に依頼することができます。造影検査などのリスクのある検査でも、より安全に行うことができます。全身状態が不良な方の場合は、他科の医師と連携し緊急手術を行う場合がございます。眼の病状が安定した患者さんは「かかりつけ医」で経過観察となります。

3

かかりつけ医にて通院・治療完了

かかりつけ医にて
通院・治療完了

基幹病院から戻られた患者さんは、短期間で治療を終了する場合や経過観察が長期間必要となる場合、その中でも年に数回の経過観察で済む場合など、病状によって流れは変わります。
必要に応じて、引き続き「かかりつけ医」で治療、投薬を受けていただくこともありますが、再燃・増悪してしまった際は、再度基幹病院をご紹介します。

主な紹介先

当院は県内の大学病院や総合病院、眼科専門病院をはじめ、首都圏、東海エリアの大学病院や眼科専門病院と病診連携を取っております。内科や外科と同様に眼科も細分化されており、それぞれにスペシャリストがいます。
当院の院長は学会や論文、同僚医師などを通じて各方面の専門医に精通しておりますので、当院で診察を受け、必要があればその分野で最適であると思われる専門医および病院をご紹介しています。

  • 聖隷浜松病院
  • 浜松医科大学
  • 市立島田市民病院
  • 藤枝市立総合病院
  • 静岡県立総合病院
  • やなぎだ眼科クリニック
  • ら(羅)眼科
  • 焼津こがわ眼科
  • さくら眼科(静岡市葵区)
  • 藤枝眼科クリニック
  • 井上眼科病院(御茶ノ水)
  • 埼玉医科大学総合医療センター
  • 四谷しらと眼科
  • 岐阜大学付属病院
  • 京都府立医大

など