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第4回静岡ロービジョン研究会に参加して

去る10/29(土)、院長鈴木はロービジョン研究会に参加しました。1312366591_45b3bbfe8b_z
本題:「本邦のロービジョンケアを取り巻く課題及びロービジョンケアが必要な時」です。
演者は東京大学大学院医学系研究科 准教授の加藤聡先生でした。
ロービジョン(LV)とは視覚的な日常生活困難な方を示します。
早速本題に入りたいと思います。
1)LVケアを取り巻く問題
①LVケアを専門とする指導者の絶対的不足
②現在の法律ではLVの方に医療機関で補助具を貸し出す際、メーカーからの貸付は不正になってしまいます
③LVケアにおける地域格差
④病院、特に病棟におけるLVケアを理解している看護師の不足、このため病気療養中のLV患者様への対応の甘さが課題
⑤災害時におけるLVの方へのケアをする際、個人保護法が壁となってしまうことがある等があります
2)LVの方へ対する対応
①現在のところは眼科医がLVの方の視機能の評価を行い、意見書を作成し申請の手助けをします。その後、補助具・日常生活上の助言を行い視覚障害団体への紹介を行います
②近将来的にはスマートサイトの活用(スマートサイトとは米国眼科学会が始めたロービジョンケアの事)でLVケアの方への助言や施設紹介などを行ったリーフレットを利用していただくものです
③LVに至った病因事にそれぞれの疾患に促したアドバイスを眼科が対応する。つまり、例えば緑内障でLVに至った方と加齢性黄斑変性症のためにLVになった方では自ずとに事情生活に於ける注意点など助言も異なります
④心理的ケア
急にLVになった当事者、徐々にLVとなった当事者又は生下時からLVであった方では心の問題において大きな差があると言われております。こうした当事へ対する心理ケアは大変重要な問題です
⑤最新医療、再生医療へのLVケアとして対応
最後にLVと一言でくくることはできません
各当事者の病歴も環境も年齢も経済状況も違うからです
視機能だけでLVケアの必要性を決める事もできません。
当事者の背景をよく考えた上で本人が困難を感じ医療機関を訪ねてきて頂いた際、各当事者に沿った最善なLVケアを行う事が我々社会の責任となると思います。

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