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先天赤緑色覚異常について

色覚異常とは赤緑色覚異常、青黄色覚異常がありますが青黄色覚異常は非常に稀なため今回は赤緑色覚異常についてお話しします。coffee-magazine
人間の目のフィルムには色を感じる視細胞(錐体;すいたい)、明るさを感じる視細胞(捍体;かんたい)があります。
このうち錐体には色の波長によりS錐体(短波長、青色形)、M波長(中波長、黄〜緑系)、L波長(長波長、赤色系)がありM波長とL波長は波長が近いため混同しやすい様です。(つまり赤色と緑色において混同しやすいということです)
錐体のうち赤色錐体に異常のあるものを第一色弱、赤色錐体が欠如しているものを第一色盲と呼んでいます。
また、緑色錐体に異常のあるものを第二色弱、欠如しているものを第二色盲と呼んでいます。
さらに赤色錐体、緑色錐体のいづれかに異常のあるものを異常3色覚と呼び赤色錐体、緑色錐体のいづれかが欠如しているものを2色覚と呼んでいます。
色覚障害の有無については石原式色覚検査表で判定し程度についてはパネルD15等で検査します。
異常3色覚はおおむね中等度以下の色覚異常、2色覚は強度の色覚異常となります。
以上のことをふまえて色覚異常の程度による業務への支障の目安がインターネットで閲覧できますので以下を参考にしてください。
中村かおる先生 先天色覚異常の職業の問題点
 

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