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マイデー乱視の特徴とは?

スタッフの率直な意見が反映したセミナーレポート

日本の乱視用コンタクトレンズ処方は他国より少し遅れている

1.0D以上の乱視を持っている人の約半数にしか処方されていないとのこと。 処方にいたらない理由について ・球面SCLで十分視力が出るから ・処方に手間と時間がかかるから ・球面SCLに比べてコストがかかるから という3つがあげられたが、「コストのことを考えると乱視が無くても生活に支障が出ているわけでもないし…」と言ったことは、検査でよく聞かれる会話だと感じた。 別の勉強会で、少量の乱視は偽調節として働くと教わったばかりだったが、乱視を矯正しないまま生活に支障が出るとしたらどういった影響が出るのか興味深い例を上げていただいた。 ・読書スピードが落ちる ・暗くコントラストの落ちる場所での見えにくさ 読書スピードについて、日常生活にそれほど支障無いのでは?と思っていたが、共通テストの例がとても分かりやすかった。平均スピードで読んでも時間が足りないところに、乱視によるピントのボケでスピードが低下するという。「球面でなんとか視力が出るのだから良いでしょ」というわけにもいかないだろうと感じた。 さらに、試験だけではなく仕事の効率にも影響してくるかもしれないと感じた。 暗くコントラストの落ちる場面という例では、夕方・夜間の運転時の画像が分かりやすかった。 暗くなると瞳孔が大きくなるため、乱視量が同じでもボケ量が大きくなるとのこと。前方の横断歩道脇に黒っぽい服の人が立っているのが分かりづらかった。 これらの乱視を矯正しないことで起こるデメリットは、処方時に分かりやすく患者さんに説明できることだと思った。 今までも、マイデイ乱視は軸の規格に幅があり、装用感も良いので多くの乱視の方に第一選択としてお勧めしやすさがあった。 レンズのデザインも安定性と付け心地に配慮されたレンズということを教えていただき、軸の規格もさらに増えるとのことでこれからも選択肢の大きな1つになると感じた。T.C [caption id="attachment_5535" align="alignnone" width="600"] クーパー社から画像を引用[/caption]

球面でも乱視用でもどちらでも見えるから・・

コスト面で、球面を選ぶ方がいらっしゃるので、上記3点を伝えることの大切さを感じました。 日常の生活向上が第一。お試ししたけれどそんなに変わらない、わからない…と迷われている方には、1ヶ月分乱視用で様子みるのもいいかもしれないと勧めてもいいかもしれません。また、球面から乱視用をお試しされる方には、お試しレンズを5日分お渡ししたり、夜の運転や読書・パソコン使用時に試してもらうとより違いが実感できるかもしれないと提案するのもいいかもしれません。 ・息子がマイデイトーリックユーザーだったが、少し前に新発売の他社のトーリックレンズを試したところ、よくズレるから、元のマイデイに戻したいと感想を聞いたことがあり、安定した軸=なるほどこのことかと一致しました。こういったユーザーの感想も患者さんに伝えて活かせたらと思うので、意識して感想を聞き出したいと思います。K.M

見え方の違いが一目瞭然

見え方のシュミレーションの画像を見ると球面レンズでの矯正で見える1.0とトーリックレンズでの1.0では見え方の違いが一目瞭然だった。 作業効率の低下も読むスピードが落ちると学生だと勉強にも支障が出てしまい、パソコンを使用する方だと頭痛にも繋がってしまうかも。 1番怖いなと思ったのはコントラストの低下。夜間の見え方の資料で、道路脇に立ってる人がボケて見えづらかった。大人では車の運転、学生は自転車など、見え方が悪くて事故が起きてしまったら怖いので、乱視矯正は大事だなと思った。 クーパーのトーリックレンズはバラスト形状でレンズの回転を抑え安定した視力を提供できる。良好な付け心地。幅広いレンズの規格があるので、より多くの見え方で困ってる人に対応できる。 今までは乱視が多少あっても球面で視力も出てるしなー、とトーリックレンズを使用するかどうか悩むシーンが実際にあったけど今回の資料を見て、夜間のコントラストの低下や読むスピード、作業効率の低下を知り乱視矯正は積極的に患者さんに勧めていきたいと思った。O.A
コンタクトレンズを初めて眼科で作られる方へ

コンタクト検査時「お変わりないですか?」

と聞かず、
困りごと・不便と感じていることが無いか?言葉を変えて
諦めていることや妥協していることを聞き出したい。
特にコスト重視で球面レンズを選択している方にこそ、
問いかけが重要と思います。
乱視補正ある・無しを比較して見ていただく、気軽にお試しいただくなど、満足いただける提案をしていきます。
多種の乱視軸も微調整ができ、レンズ選択の強みになると感じました。K.N
 

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