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安全なコンタクトレンズ使用のための消毒液選択:スタッフレポート

安全なコンタクトレンズ使用のための消毒液選択:MPS?MPDS?

コンタクトレンズのケア用品には多様な選択肢がありますが、特に重要なのは「MPS(マルチパーパスソリューション)」と「MPDS」の選択です。MPSは一般的に消毒効果がやや弱く、従って擦り洗いの方法が重要となります。これに対して、MPDSは強力な消毒効果を持ちますが、使用者はしばしば簡便性を重視してMPSを選択しがちです。

プレミアムMPDSは、ポピドンヨードと同等の消毒効果を持ちつつ、より簡便な使用方法を提供します。このような高品質なコンタクトレンズ 消毒液を推奨することで、角膜感染症や緑膿菌による眼障害のリスクを低減できます。ただし、アカントアメーバに対しては、MPSやMPDSも不十分な消毒効果を示すことがあります。

患者さんのライフスタイルや使用するコンタクトレンズの種類に応じて、適切なケア用品を提案することが重要です。2weekや1monthコンタクトレンズを使用している方には、正しい擦り洗い方法を指導し、適切な消毒液の選択をサポートする必要があります。

スタッフレポートはここから

2ウィークコンタクト装用者は簡便性を重視してMPSを選択しがち・・

講演1「コンタクト用ケア用品の新カテゴリ創造
プレミアムMPDS」
・SCL消毒剤は、消毒効果の高いポピドンヨードを推奨
・ユーザーは簡便性を重視してMPSを選択しがち
・プレミアムMPDSなど、簡便で消毒効果の高いケア用品を推奨することで、眼障害が減る可能性も
・角膜感染症をみたら、レンズの種類とケア方法を確認
※MPSとMPDSの違い D=消毒剤が成分に含まれている
・アカントアメーバにはMPS MPDS共に消毒効果は不十分
・緑膿菌にはMPDSでも消毒効果がある
・消毒後に増菌することがあるため装用前のすすぎは必要

レンズケアはとても重要な作業であるが、使用するケア用品の選択には乏しい知識や情報であるのが現状なのだと知りました。
勧められたことがきっかけで、継続して同じ洗浄液を使用している方もいらっしゃるが、情報なく購入するならば、簡便で低コストな洗浄液MPSを選択しがちとのこと。
ケア用品案内は大きなきっかけとなるので、サンプル提供と
正しいケア方法が重要であることをしっかりと伝えていきたい。K.N

 

きちんと擦り洗いができていない方がほとんど・・・

CL洗浄液にはMPS(マルチパーパスソリューション)・過酸化水素消毒・ポピドンヨード消毒の3種類がある。

MPSは1剤で消毒・保存ができるが消毒効果がやや弱く、擦り洗いをきちんと行う事が重要になってくる。

過酸化水素消毒とポピドンヨードはMPSに比べ消毒効果が高いが中和忘れによる角膜上皮障害やヨードアレルギーの方は使えないなど、それぞれメリット・デメリットがある。

MPSにはさらに、MPDS(消毒効果高い)・プレミアムMPDS(2種類の液でポピヨンヨードと同等の消毒効果)がある。

 

消毒液を使用している方は、選ぶ際に価格や簡便性を重視する方が多い事からMPS使用率が高い。

しかし、きちんと擦り洗いができていない方がほとんどで、(擦り洗い20回以上推奨だが、10回未満しか行っていない方がほとんど)それによって眼障害を起こす事例が多いので、2weekや1monthを使っている方には普段のケア方法を聞いて、正しいやり方を指導しないといけないと思いました。

また、調査によると患者さんは勧められた洗浄液をずっと使っている方が多かったので、お勧めする立場のものがきちんと洗浄液の種類や効果を把握して、患者さんのライフスタイルに合ったものを提案していくことが大切だと思いました。S.M

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