黄斑疾患セミナー(加齢黄斑変性)
第4回 静岡黄斑疾患セミナーZOOM勉強会スタッフレポート
3月18日夜8時より第4回 静岡黄斑疾患セミナーがZOOMで開催されました。
当スタッフは終業後、自宅から参加しました。
この勉強会はドクター向けで少し難しかったのですが、当スタッフはOCT検査について詳しく知りたい!学びたい!という熱意でこの勉強会に参加しました。
以下はスタッフの研修レポートですので紹介させていただきます。
『AMD(加齢黄斑変性)の治療 こんな時どうするか』
『AMDの症例提示 大石先生ならどうするか』
OCTAやカメラや自発蛍光の画像結果が診断の重要なポイントになると思った。 写真の検査でうまく撮れませんでしたとメモをすることがあるが減らしたいなと思った。 写真を撮るのが難しいなと思う患者さんの写真でも、どうしたら上手く写るのか考えながら取り組みたいなと思います。 院長が診察しやすくなるような写真を撮ることを目指したいです!I.A
AMD(加齢黄斑変性)の患者さんも結構多く見にくい症状を訴えている方を多く診察室で見かけています。
アイリーア注射など治療を受けていてもあまり治らないなどなかなか大変な病気な印象を受けています。
今回の講義は治療の解説だったので理解が難しかったですが、アイリーア注射だけでなく沢山の治療法がある事が分かりました。
手術なしの方が最終視力がいい、症状が良くなると言う点にはびっくりしました。
新しい治療法がどんどん進んでいるので、しっかり理解することは難しいですがどういったものがあるのか知ることは大切だと思うのでこういった難しい講義も受けていきたいと思います。K.Y
今回の講義で、AMD(加齢黄斑変性)に対してどのような治療が行われているか知る事ができました。
AMDについてまだ知らない事が多いので、発症するとどんな症状が起こるのか、原因や予防方法、治療方法など患者さんに聞かれた際に簡単に説明できるように勉強していきたいと思います。S.M
AMD(加齢黄斑変性)の治療として、抗VEGF治療アイリーアは知っていたが、他にもあることを知り、
そして何がベストか?どうすべきか?結論がでない…治療の難しさを知りました。
患者さんは治療をしていれば良くなる、治るという考えで通院されると思うので、
治療でよくすることができる部分がある一方、視力改善は難しかったり、炎症が起きたり…など、充分な説明が必要だと思いました。
高齢の方や認知症度によっては、球後ブロックの方が幸せかもしれないということも印象的でした。その患者さんの満足度を考慮した治療を選択することも大切だと思いました。
治療が難しいだけに、定期検診での早期発見や生活習慣や食事・サプリメントなどの予防も広く伝える重要性を感じました。K.M
今回の講義は、正直難しくてあまり理解できませんでしたが、AMD(加齢黄斑変性)で治療が必要な患者さんは大きい病院に紹介しているので、その後どんな治療をしているのか、どんな治療方法があるのかを知ることができました。
また、大石先生が「結論が出ない」とおっしゃっていたので、それほど診断や治療の難しい病気なんだなと思いました。
他の病気もどんな症状でどんな治療があるのかを知ることが大切だと思いました。M.S
AMD(加齢黄斑変性)の治療。抗VEGF(アイリーアなど)を注射することや手術などの治療法がわるとわかりました。しかし結局何がベストかわからない。手術までしなくても良くなる症例も多いとの事。
お薬を使えば良くなる、手術をすれば治る!と思ってしまうのですが、まだまだ難しい治療の一つなのだなと思いました。
RAP(網膜血管腫状増殖)については高齢の女性に多いとの事で、私自身も将来的に気をつけていきたいし、親も高齢であるので気にかけていきたいなと思いました。
今回の内容はとても専門的でとても難しかったです。
難しい講義で全てを理解できなくとも、症例や治療法、その効果やリスクなどを知っていけるのはとても大事な事だなと思いました。I.A
AMD(加齢黄斑変性)の治療には、様々な治療法があるが、結局結論が出ないなど、大変難しい治療だと言う事が分かりました。
先日、患者様のご家族の方がアイリーア治療を他院にて治療中との事。待ち時間長い為病院をかえたい、定期的な検査・治療を続ける必要があり、大変な思いをし、治療に取り組んでいられるお話を聞きました。
発症には加齢だけでなく、喫煙・太陽光など様々な原因が関係する事から、日常生活のこころがけや早期発見が重要。
治療には答えや結論がないことから、患者様には、過剰な治療や決めつけ・やり過ぎ・ケースバイケースで治療を進める事が大切。Y.Y
一口に黄斑変性症と言っても、その種類や治療方法は様々で、必ず効果的な治療ができるわけではない。完全な治療は難しいと言うことが分かりました。
高い注射を何度もやったが全然治らない、という患者さんの声も普段から聞くことがあります。
治療をした方が良いが、患者さんの実感としては全く変わらないというギャップも少なからず存在し、実際当事者や治療をする先生方としては、歯痒い部分も多いのではないかなと思いました。
また、OCTの撮影も重要であることが改めて分かりましたので、よりクオリティの高い画像を撮影できるように、学ぶ事もまだまだ沢山ありそうです。
今回のセミナーは、かなり専門性の高く内容の難しいものでしたが、それでも黄斑疾患に関わる患者さん達の治療が、今後更に良いものに変わって行けば良いなと考えます。M.K
AMD(加齢黄斑変性)の治療ができるようになったとはいえ、高額な治療であり、病状の改善度合いや継続の判断など難しい病気であると再認識しました。公演内の資料映像の明瞭さに、どの様に撮影したらこのように病状を把握できる画像が撮影できるのか?自身の知識を深め、撮影の技術向上したいと思いました。K.N
加齢黄斑変性症(AMD)の治療について
出血をみると昔はすぐ手術となっていたが、保存的治療で良い場合が多い。
RPEtear(網膜色素上皮裂孔)を発症すると予後が良い悪いは予測不可能だが、治療しないよりは良い。
滲出は引くが視力改善という点では少なくとも長期では難しい。
など、この症例にはこの治療が良いであろうということはあっても、なかなか良い結果が得られないことが多い病気なのだと改めて感じた。
OCT技術によって初期発見ができるようになったが、それゆえに治療においては迷うことも増えたというが、早期発見は大事なことだと思う。
セミナーの中で鮮明な画像をいくつも見たが、検査する側として撮るなら少しでも役立つ画像を撮れるようになりたいと思った。T.C
黄斑変性症の治療の難しさを知りました。
治療の一つの注射では、患者さんから注射してても何も変わらない。変わらなかった。という事を何度か聞いた事がありましたが、私も知識がなかったため深く思う事がありませんでした。治療=視力回復ではない事など理解する必要があると思いました。
早期発見も大事なので、OCTでの画像判断がしっかり出来るように撮影技術を上げたいです。T.M
文章監修:鈴木徹(眼科専門医)