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「アスタキサンチン」の勉強会開催しました

「アスタキサンチン」
みなさん、お元気ですか。
おおるり眼科の鈴木恵子です。
 
本日は「アスタキサンチン」についての勉強会が開催されました。
身体に良い天然の成分「アスタキサンチン」について、スタッフ全員が理解を深めることができました。
お話の要約は以下の通りです。
 
アスタキサンチンとは古くから自然界に広く存在している天然の成分で、エビ、カニ、サケ、タイ、タラコなどの海の生物の体の表面や筋肉、そして卵などに含まれている赤色の色素のことを言います。カニの甲羅やサケの身が赤いのはこの成分があるからです。
そして、このアスタキサンチンはただの色素ではなくて、それが体内に存在することによって生き物の健康が保たれるという非常に大切な役目も持っています。
 
皆さんは「活性酸素って聞いたことはありますか?」
この活性酸素は私たちが呼吸することによって体内に入った酸素が変化したもので、美容や健康の観点からは老化進行、さまざまな病気の原因になると言われています。
もともと活性酸素体は体にとって有益で、体内に侵入した最近やウイルスを撃退する役割があります。ただ、活性酸素が増えすぎると正常な細胞を攻撃し、酸化させてしまいます。これが病気や老化の原因になったりして、悪影響となっています。
活性酸素は役割に必要な量よりも多くの量が私たちの体の中で作られており、余った活性酸素はからだの中の異物だけでなく、私たちの体の正常な細胞も攻撃します。それが、病気や老化の原因となり、体に悪影響を与えます。鉄は酸化することでサビますが、体内の細胞も同じで、活性酸素によってサビ、衰えてしまうのです。
 
しかし、アスタキサンチンは老化や病気を引き起こす原因となる過剰な活性酸素を消去する役割があり、私たちの健康管理や病気予防などにおいては効果に期待ができます。天然アスタキサンチンをサプリなどの形で取ることは糖尿病などの生活習慣病や廊下を予防できるとみられています。
抗酸化作用をもつ成分としては赤ワインなどに含まれるポリフェノールが有名ですが、抗酸化作用を持つといってもポリフェノールは肝臓には到達しにくく、脳に届くことはできません。しかし、アスタキサンチンは赤血球と結びついて肝臓にも脳にもたどり着くことができます。すごいですね。
そしてそれらの器官で発生する活性酸素を退治してくれます。
そのほか、アスリートの持久力向上、ペットの老化防止、加齢に伴い筋肉等が低下するサルコペニア(これは加齢性筋萎縮症といわれるものです)や認知症の予防に関しても有効と考えられていて、ご高齢の方が生き生きと過ごすためにぜひ活用していただきたいです。
 
冒頭でもお話ししましたが、アスタキサンチンはエビ、カニ、サケ、タイ、タラコなどに含まれていますが、これらを摂取して健康を保とうとする場合、1日あたり12グラムが必要となります。この12グラムは紅鮭でいうと切り身4切れ、いくら丼12杯分、タラコ12腹が必要となります。これは現実的ではありませんね。
 
つまり、アスタキサンチンを毎日取ろうとする場合はサプリメントなどの健康食品の形で摂取することが望ましいと言えるかもしれません。
 
本日学んだアスタキサンについて概要をお伝えしました。

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