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流行性角結膜炎、秋でも注意をしてください

流行性角結膜炎は夏に流行すると思われがちですが今年はシーズンが変わっても治りが悪いようです。 「静岡県環境衛生科学研究所感染症情報センター」の定点観測報告によると 2016年第40週(10/10〜10/9)付け県内で70例ありました。 定点観測は県内5施設からのデータとなりますのでマクロで判断した場合はそれ以上ということになります。 傾向としては昨年度より倍の症例で全国的にもその傾向は変わらないようです。 観測データがわかるリンクはこちら(静岡県環境衛生科学研究所感染症情報センター)

参考:流行性角結膜炎とは 千寿製薬株式会社

引用はじめ・・・ はやり目・流行性角結膜炎は、アデノウイルスというウイルスの感染が原因となる病気です。 感染すると、5日~2週間の潜伏期間の後、「さらさらした目やにが出る」、「涙が出る」、「まぶしい」などの症状が現れます。 まぶたは腫れ、結膜はむくみ、充血がみられるようになります。 そして、発症1週間頃から角膜に点状の濁りが現れることがあります。 目の症状以外にも、耳前リンパ節の腫れ・圧痛が特徴的な症状としてみられます。 発症は夏に多く、1~5歳を中心とした小児に多いとされていますが、成人も含めて幅広い年齢でかかります。 ・・・引用終わり 流行性角結膜炎に伴う角膜上皮下混濁は瞳孔領にかかるとわずかな混濁でも弱視の原因になることがあります。 充血や目やにの症状がある場合は速やかに眼科を受診してください。 [caption id="attachment_1765" align="alignleft" width="1024"] 静岡県「流行性角結膜炎」報告数推移グラフ[/caption]      

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この記事を監修した医師

おおるり眼科クリニック院長
 鈴木徹
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