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カラーコンタクトレンズに関する注意

若い女性に人気のカラーコンタクトレンズ(カラコン)は使い方を間違うと眼障害を引き起こすことをご存知ですか? そもそもカラーコンタクトレンズは高度医療管理機器というもので、ペースメーカーと同等の扱いとされていますが、2009年は10品目以下だったものが年々増え、2013年1月には258品目となり、安易に購入される状況となっています。 問題点は、中高生のカラーコンタクトレンズに関しての知識もないまま、医療機関に受診せずディスカントショップやドラッグストアで購入し、眼障害を起こしているということです。 市販されているカラーコンタクトレンズの中には瞳を大きくみせるために瞳孔部分にまで色が入り込んでいる製品もあります。それらを夜間使用すると、視野が悪くなり事故の危険も高まります。 カラーコンタクトレンズの色の付け方には2種類あります。 ひとつはそのままレンズにプリントする方法で他方はサンドイッチ構造と言われるもので色素をレンズに封印する方法です。 色をそのままプリントしたものは色素が直接角膜や結膜に触れることで目自体に傷ができたりアレルギー反応を起こすこともあります。 また、サンドイッチ構造はレンズの損傷が見られない限りは安全ですが、色素は重金属を含む物もあり、カラーコンタクトレンズをはめたままMRI(磁気共鳴画像化装置)検査を受けるのは危険になります。 大切なことは、ご自身の目にあったカラーコンタクトレンズの処方を医療機関で受け、使い方やケアの仕方を知ってから購入されることです。

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この記事を監修した医師

おおるり眼科クリニック院長
 鈴木徹
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