第25回視覚障害リハビリテーション研究発表大会に参加して
2016年6月17日(金)〜19日(日)にかけて第25回視覚障害リハビリテーション研究発表大会がグランシップ静岡で開催されました。
当院からは医師1名他、12名の職員が参加させていただきました。
大会には視覚障害がある方、視覚障害のある方に快適な生活を届けたいと願う様々な産業からの企業製品の出展、大学研究発表、ボランティア団体そして眼科医など多くの方が共通の目的のもと熱い大会が繰り広げられました。
以下、参加職員さんからの感想です。
ロービジョン患者様が求めること、より良い暮らしが出来るために世の中がどうあるべきかを一般にも広めることが大切だと思いました。視覚障害者様が抱える悩み、不安、孤独感を少しでも軽減できる様、この様なケアがあること、様々な補助具があること等を伝え、安心を与えるロービジョンケアの窓口としての眼科のあり方が必要だと感じました。
今回、色覚異常患者様の見え方を模擬体験させていただきその世界の不安感を知りました。全盲、盲目の方はそれ以上。。。計り知れない不安感を想像させられました。ユニバーサルデザインを取り入れること、声かけで安心感を与えること、ロービジョンケアに携わる一員として意識していきたいと思います。 駒形(受付)
ロービジョンの方の見え方を体験することができました。色覚では赤いものが見えないことに驚きました。色覚異常を患うご本人のお言葉で「自分はこの見え方が通常の見え方だから周りから聞いて違うことに気づいた」とおっしゃっていました。色覚だけではなく、視力、視野などもロービジョンの方が生活しやすい環境に変わりつつありたくさんの発見をさせていただきました。高木(検査)