ドライアイと眼精疲労の関係
外来診療で最近感じることですが、眼の疲れを訴える患者様にドライアイの方が増えております。
ドライアイでは目が乾燥する事はもちろんですが「眼がぼやける」、「目がかすむ」、「目が眩しい」といった症状も起こします。
涙は眼の表面を潤う膜であり、一種のレンズ効果を持っています。
つまり、涙が十分であることで眼の表面はスムーズになっており、良好な視力が得られるのです。
逆に涙が減少すると、眼の表面は不整となり、視力も低下します。こうした事が目の疲れとなって肩こりや頭痛の原因となることも有ります。
特に近見作業や運転時はまばたきの回数も減り眼の表面が不整になり易いため、仕事や運転休憩の合間に適切な点眼(ヒアルロン酸等)が大切となります。