近視人口の増加について
近視の多い国では近視性黄斑変性症が不可逆的な視力障害の原因の第1位とされています。
強度近視は2000〜50年間に世界全体で5倍に増加、強度近視は世界で約10億人となると予想されているます。
近視人口の世界的増加の背景に小児の生育環境の変化が問われています。屋外活動の減少と電子機器の多用、近距離を見つめる作業の増加といったライフスタイルの変化によるものが大きいとされています。
周辺光への曝露量の低下も要因とされている。また、飽和脂肪酸とコレステロールの高摂取が眼軸の延長に関連しているとの研究結果もあります。
予防法としては屋外活動の時間増加、近距離への持続的な合焦を要する電子機器などの使用時間を減らすことが望ましいとされています。保護者の皆様、ご理解とご協力お願い致します。