目に良いサプリメントについて
目に良いサプリメントについて
今日はルテインの入ったサプリメントについてお話ししたいと思います。
中高年に多い失明疾患の中では、加齢性黄斑変性症があり、全体の原因の4位となっております。加齢性黄斑変性症の原因には、遺伝的な素因があるのですが、それ以外にも生活習慣病や喫煙、太陽光特に紫外線などがあります。紫外線を防ぐために良いとされている物の中にルテインがあります。
ルテインとは？
ルテインは紫外線をカットすることで目の中心に病気を引き起こす加齢性黄斑、予防する効果があると言われています。加齢性黄斑変性症の治療には、光線療法や抗ＶＥGＦ製剤等の薬品がありますが、加齢性黄斑変性症を完全に治すことはできません。また、こうした治療は比較的高額な医療となります。
今回紹介するサプリメントは、このルテインが入ったものになります。
当院で取扱のルテインが入ったサプリメントを紹介します
オキュバイトではルテインが6ミリ、オキュバイトDXでは10ミリ含有
それからウェルビジョンやルタックスといった商品においては、ルテインが20ミリ含まれています。
ウェルビジョンの成分を見ていきますと、ルテイン以外にポリフェノール、ゼアキサンチンが含まれています。これらの成分は抗酸化物質と言われます。抗酸化物質とは活性酸素を抑える働きがあります。
活性酸素とはなんでしょうか？
体内では1日500リットルの酸素を取り込み、食事とともにエネルギーを作り出していますが、その過程で強い、酸化力を持つ活性酸素が作り出されます。取り込んだ酸素の約2%程度が、活性酸素になると言われています。活性酸素はその強い酸化力で体内に侵入した細菌やウィルスを攻撃すると言う良い働きもあります。ただし、余剰な活性酸素は正常な細胞まで酸化して壊してしまうため、老化や癌の原因になると言われています。この活性酸素を防ぐ働きがあるのが抗酸化物質です。
抗酸化物質について
この抗酸化物質は、体内にある抗酸化酵素の働きを助けることで、活性酸素の悪影響を防ぐ役目があると言われています。
ルタックスには、ルテイン以外にビタミンCビタミンEが含まれており、こちらも抗酸化作用を持ちます。オキュバイトには、ルテイン以外にビタミンE、βカロチンなども含まれています。Βカロチンにも抗酸化作用があります。オキュバイトDXを見ていくと、ルテイン以外にゼアキサンチン、ビタミンシＣ,D.Ｅやオメガスリー脂肪酸などが含まれます。ゼアキサンチンはやはり抗酸化作用を持ちます。またオメガ3脂肪酸、こちらは皆様も聞いたことがあると思いますが、EPA ＤＨAこちらはエイコサペンタエン酸,ドコサヘキサエン酸と呼ばれますが、主に魚に多く含まれますから、食事で魚類を取るのが良いということがいえます。
オメガスリー脂肪酸の働きについて
オメガスリー脂肪酸はどういった働きがあるかといいますと、
1悪玉コレステロールや中性脂肪を下げて血流を改善する効果があり、脂肪燃焼が高まるため、脳梗塞や心筋梗塞や生活習慣病のリスクが減ると言われています。
2うつ病軽減効果アレルギー予防効果があるとも言われています。
3視神経や網膜や脳、特に海馬に多く局在しているため、このオメガスリー脂肪酸の欠乏は眼障害や認知症のリスクとなると言われています。
こうしたことからもオメガスリー脂肪酸の入った魚を多く取るのが推奨されます。こうした抗酸化物質や、不飽和脂肪酸などの体に良い物質を食事から取ると言ってもなかなか実行できない方もいらっしゃいと思いますので、定期的にサプリメントを取る事はよろしいと思います。当たり前ですが、タバコいや過度の飲酒は体に悪いわけですから、アルコールやタバコを買うお金を少しサプリメントに振り分けていただければよろしいと思います。
以上、今回は目に良いサプリメントについて紹介いたしました。 当院受付では今回ご紹介したサプリメントのサンプルを差し上げております。 お気軽にお尋ねくださいませ。