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日本眼科学会「術後眼内炎を完封せよ」を受講して

第123回日本眼科学会総会

2019.04.20(土)東京国際フォーラム

「ランチョンセミナー 術後眼内炎を完封せよ」を受講して

年間140~150万件の白内障手術が行われておりますが、発症率は大変少ないわけですが一旦発症すると失明のリスクを伴う術後眼内炎があります。

今回は結膜の常在菌、耐性菌、術野の消毒、術前・術後の点眼について3人の講師の先生からお話を伺いました。

耐性菌とは抗菌剤の効かない細菌を示すため、大変恐ろしい存在のようですが、実際には弱毒菌であり増殖速度も遅いため、不必要に恐れることはないそうです。広域抗菌剤(例えばニューキノロン系)を長期間に使用することで結膜の菌交代現象を生じてしまうため、術後点眼は3日前から術後点眼も約1週間程度が適切だそうです。

術野の消毒にはヨードの消毒剤が適しており、術中に生理食塩水で希釈したヨード剤で術野を数十秒ごとに洗浄することで眼内に最近を持ち込むことがかなり防げるそうです。

当院でも今後術後点眼の指導に今回の内容を役立てて行きたいと思います。

ワークショップ第2弾:スタッフ小林さんによるハーバリューム作り

「網脈絡膜の生体イメージング・基礎から臨床、そして人工知能へ」

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