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スタッフ研修レポート

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第19回静岡県小児眼科研究会に参加して(スタッフレポート)

子供の視力障害は早期発見がポイントだと言うことは知っていましたがどれほど発見時期によって視力障害に支障が出るのか

詳しくは理解できていなかったと思いました。

子供の検査ほど慎重にいろんな事に気が付いてあげられるよう自分も知識が必要だと考えました。
またスポットビジョンが撮れない場合は注意が必要だと言うことが今回新しく分かったのでよかったです。
子どもの診察時に親御さんが病気・診察の意味を理解してもらえていないとせっかく病院に来ているのに泣いていてかわいそうだから診察をやめて欲しいやつい先日もKさんが検査してオクルージョンの大切さを説明しているにもかかわらずお家でしっかりできていなかったなどそれではなぜ病院に来ているのか分からないなーと矛盾を感じる瞬間が結構あります。
そういった親御さんにも病気発見や発達時期を逃すと大変な事になると言うことをもっとしっかり理解していってほしいとお話を聞いて思いました。
自分も上手く時期がポイントだということが伝えられるような説明ができるように知識を増やしながら日々仕事をしていきたいです。K.Y

改めて3歳児健診の大切さを感じました。

スポットビジョンは眼位と屈折異常の確認するものだと

思って検査をしてたけど、測定不能の結果が出れば白内障や眼底疾患の発見にもつながる子供の検査では重要な機械と思った。

red reflex testは瞳孔の反射で正常異常の確認がとれて症例の写真でもとってもわかりやすく結果が出てました。

小児での発症の白内障は、大人の白内障とは違い、手術をしたから安心ではなく、感受性期間内の発症であれば視機能が発達しきってないから、その後の弱視治療も重要で、メガネ装用や健眼遮蔽訓練ご家族の理解、協力が必要だと感じました。

まだお喋りができないような小さなお子さんは、家族が異常を感じたり、健診で指摘があった場合は放置せず、なるべく早く眼科に受診しその子に合った治療を早急にしてほしいなと思いました。

3歳児健診の話を親御さんにする時にうまく伝わってるかな?と心配になる時があるので、どんな方にでも伝わるように分かりやすく、健診の大切さをお話ししていきたいなと思いました。I.A

小児科などの健診でスポットビジョンやred reflex testを行い、早く重篤な病気を見つけるべきだ

ということは前回の眼科フォーラムと同じ内容だったので、いかに乳幼児の重篤な疾患の早期発見が大切だということが改めてわかりました。

治療が必要な白内障の場合、スポットビジョンを撮ると測定不可能になるとのことなので、今後もし検査中にスポットビジョンぎ測定不能になったら機械の不調とは思わず、病気を疑うようにしたいです。
検査や診察でもたまに泣いてしまってうまくできないことがあります。そうすると病気があったとしてもすぐに見つけることができなくなるかもしれないので、スポットビジョンは怖いと思わせずにいかに早く撮れるかを意識して検査していきたいと思います。
診察もクラークに入った時は、アンパンマンのおもちゃやカラカラを使って興味をひいて、先生がスムーズに診察できるように心がけたいです。
また乳幼児の場合、白内障の手術をすれば視力が出るようになるわけではなく、その後の弱視治療が必要になってきます。その場合はお父さんお母さんの理解が必要だと思います。
今回勉強したことを頭に入れて、今後の子供の検査はより慎重に行うようにしようと思いました。そしてお子様のご家族に検査の重要性などちゃんと説明できるようになりたいと思いました。M.S

乳幼児の白内障の発見と治療

SVSの有要性を再確認しました。
視覚の感受性期間・手術の適応非適応について。
乳幼児の白内障治療で手術を受けても、その後の弱視治療の重要性など。とてもわかりやすかったです。
治療が何段階にもなり、何年もかかるので、親御さんには理解を深めていただいて、協力を得なければならないし、その為のサポートが必要だと思いました。
・斜視治療の最先端と未来
日帰り手術ながら全身麻酔
術後直ぐの覚醒と眼位チェック
全く知らない眼科手術の様子を知ることができました。
様々な治療が日帰りで行われるようになり医療の進歩を実感しました。K.N

私は今まで白内障は高齢者や大人の病気だと思っていましたが、小さいお子さんでも白内障になる

ということに驚きました。
お子さんは大人の検査と比べてできる検査が少なく、限られた情報から判断しなければいけないため、定期的な検診でのスポットビジョンやred reflex testがいかに重要かを改めて実感しました。またそういった機械を使った検査の判定結果が測定不能の場合には、視力検査などの他の検査と組み合わせて常に異常を疑うことも大切なんだと学びました。そしてお子さんの白内障は手術をしたから終わりではなくその後の弱視治療が重要だということも初めて知りました。自分はまだお子さんの検査等に関わることはないですが、今後関わった際には今回学んだことを活かして検査に取り組みたいと思いました。
また海外では日本よりも日帰り手術が普及していて、患者だけでなく医師にも多くのメリットがあるということを知りました。様々な対象条件がありますが、少しでも手術を受ける患者さんや実際手術を行う医師のお互いの負担が少なくなればいいなと思いました。H.S

小児の白内障は発症が早いほど、混濁の程度が強いほど左右差があるほど重篤な弱視になる為、

感受性期間内に発症した場合期間内に早めに治療する事で改善していきます。

しかし、発見は3歳以降の健診が多く、乳児健診や1歳児健診では発見の例が少ないと講演でお話していました。

私達が出来る事は、早期発見の為にSVSで定期的に測定する事と、小児の病気について知識を深めてご家族にわかりやすくお伝えする事だと思います。

子供は症状があっても家族が気付きにくかったり、大丈夫だろうと思って受診を先延ばしにしてしまう場合がありますので、電話で問い合わせなどがあって受診を悩まれている方には症状を良く聞いた上で、早めの受診をするようにお勧めしていきます。S.M

静岡県の弱視スクリーニング検査の実態を知る

4月22日(金)午後の受付は4時まで

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