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アデノウイルスによる感染性結膜炎

アデノウイルスによる感染性結膜炎は非常に感染力の強いウイルスによる結膜です。 消毒や手洗いを徹底し感染を他の人に広げないようにしましょう。 流行性角結膜炎(はやり目) 潜伏期間:1〜2週間 流行時期:主に夏期。しかし今冬は未だ流行中。 他の人への感染を防ぐために アデノウイルスは感染力が非常に高い上に抵抗性が強く、簡単には死滅しないで家族など周囲の人への感染を防ぐには感染対策を意識することが重要です。 感染の広がり方 患者さんの手指にウイルスが付着 ↓ 患者さんの手指が触れた場所にウイルスが付着 ↓ ウイルスが付着した場所に触れた手で目を触るなどして感染 感染源になるもの 患者さんの手指・タオルやハンカチ・寝具・お風呂・目薬・プール・目やにや涙をぬぐったティッシュペーパー 感染防止のために心がけること ・患者さんと周囲がともによく手をよく洗う ・感染源を意識する ・消毒する場合はアデノウイルスに有効なものを使う(アルコールやポピヨンヨード・次亜塩素酸ナトリウムなど) 登校・出勤について 流行性角結膜炎は学校保健安全法で学校感染症に指定されているため感染のおそれがなくなるまで一定期間登園・登校しないようにしてください。 成人の方も他の人への感染を防ぐため職種によっては休業・自宅待機することが推奨されます。 治療について アデノウイルスに有効な抗ウイルス薬はありません。(薬で直接死滅させることはできません) 治療薬は主に目的で処方されます。自己判断で中止すると別の感染症にかかったり症状が悪化することがあるので医師の指示に従って点眼してください。 治療中はコンタクトレンズを使用しないでください。 参照先:日本眼科医会  

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この記事を監修した医師

おおるり眼科クリニック院長
 鈴木徹
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