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骨粗鬆症(こつそしょうしょう)について

本日は日本医師会が発行した「健康プラザ」から骨粗鬆症についてご紹介します。 骨粗鬆症は悪化すると日常生活への影響が大きいため少しでも手前の状態で気がつくことや日頃からの予防が大切です。 私たちの体を支える骨は毎年1〜4割が作りかえられています。 この時、”骨を壊す力”と”作る力”のバランスが崩れ骨が弱くなる病気が骨粗鬆症です。 閉経後の女性の病気と思われがちですが加齢とともに男性にも起こります。 骨が弱くなるとつまづくなどわずかな衝撃や軽い転倒でも骨折します。 骨折は背骨、手首、太ももの付け根などに多く発生し、痛みを感じないこともあります。 放置しておくと4人に1人は1年以内に次の骨折を連鎖して起こすと言われ、高齢者の寝たきりの原因となることが問題です。 骨の強さを建物に例えるとカルシウムがコンクリート、コラーゲンが鉄筋の役割です。 最近の研究では加齢以外に生活習慣病があると骨のコラーゲン(鉄筋)の老化がすすみカルシウム(コンクリート)が十分でも折れやすいことが分かってきました。 医療機関や自治体の検診によって骨密度を測定してもらえるところもあります。 気になる症状があればかかりつけ医に相談し状態に応じて専門医の紹介を受けましょう。 参照先:日本医師会「健康プラザ」より  

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この記事を監修した医師

おおるり眼科クリニック院長
 鈴木徹
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