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春から夏の花粉症

春から夏の花粉症

ピークを過ぎても春から夏の花粉症については要チェック

花粉症のピークは2月~4月と思われていますが、春から夏の花粉症について、花粉の量も種類も多くなっています。 アレルギー性鼻炎の悪化原因となる黄砂が3月~5月に多く飛び油断はできません。 春から夏の花粉症については黄砂の飛散のピークが続いているため予防はしっかりとしましょう。

花粉症とは?

花粉が「IgE抗体」(免疫グロブリンの一種で身体のなかに入ってきたアレルギーの原因物質に対して働きかけ、身体を守る機能を持つ抗体のことを言います)と反応することで鼻や目にアレルギー症状があらわれることを言います

このアレルギー症状は花粉を鼻に吸い込むことで鼻水やくしゃみ、鼻づまりなどの症状があらわれます。眼に花粉が付着すると、目のかゆみや充血などの症状があらわれます。

 

春から夏にかけて全国的に飛散する花粉(地域により差があります)

ヒノキ科

ヒノキ・スギ

カバノキ科

オオバヤシャブシ

ブナ科

クヌギ

ブナ科

クリ

タデ科

ヒメスイバ

ガマ科

ヒメガマ

イネ科

スズメノテッポウ・カモガヤ・オオアワガエリ・イネ

春から夏の花粉症の花粉飛散時期

ヒノキ科

ヒノキ 4月〜6月

スギ 4月〜5月

カバノキ科

オオバヤシャブシ 4月〜5月

ブナ科

クヌギ 4月〜6月

ブナ科

クリ 6月〜7月

タデ科

ヒメスイバ 6月〜7月

ガマ科

ヒメガマ 6月〜7月

イネ科

スズメノテッポウ 4月〜7月

カモガヤ 5月〜7月

オオアワガエリ 5月〜7月

イネ 7月〜

気になる花粉の飛散量は?

2021年は過去10年の平均花粉飛散量と比較すると、例年より少ないです。

しかし、昨年春と比較すると多く、花粉飛散量はシーズンを通して2,000個/㎠(とても多いレベル)を超える見込みです。

ピークを過ぎても春から夏の花粉症については要チェック

花粉症のピークは2月~4月と思われていますが、春から夏の花粉症について、花粉の量も種類も多くなっています。 アレルギー性鼻炎の悪化原因となる黄砂が3月~5月に多く飛び油断はできません。 春から夏の花粉症については黄砂の飛散のピークが続いているため予防はしっかりとしましょう。

花粉症の発症は避けられますか?

花粉症は、日本人の約4人に1人が発症しているといわれ、国民病となりつつあります。

眼科においては花粉シーズンの前からアレルギー性結膜炎などの点眼をすることで症状を軽減することは可能です。

耳鼻科の処方に関してはかかりつけの耳鼻科専門医にお尋ねください。

春から夏の花粉症の対策

帰宅時

・玄関前で服についた花粉を払い落としてから入室
・うがいや洗顔で、花粉を洗い流す

室内環境

・花粉シーズン中はドアやサッシを閉め、花粉の侵入を防止

・こまめな掃除で花粉を除去

服装

・花粉がつきにくい、ツルツルとした素材の服を着用

・マスクや帽子の着用

体調管理

・規則正しい生活習慣

・適度な運動

寝具

・花粉シーズン中、布団は布団乾燥機などを使用

・どうしても干したい場合は、花粉の飛散量の少ない午前中

 文章監修:鈴木徹(眼科専門医)

花粉症による目のかゆみ 花粉症、アレルギー性結膜炎

 

3月30日(火)は「予約の方のみの診療」となります

4月9日(金)午前の受付変更

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