盲導犬誕生から100年
目の見えない人・見えにくい人が行きたい時に行きたい場所へ出かけられるように、
盲導犬は障害物を避けたり、段差や角を教えたり、安全に歩くためのお手伝いをします。
道路交通法や身体障害者補助犬法という法律でも認められていて、
目の不自由な人と一緒に電車やバスに乗ったり、お店や病院などに入ることができます。
盲導犬の歴史は1916年にドイツのオルデンブルグで世界初となる盲導犬訓練学校が設立され、
その年の10月、初めての盲導犬ユーザーが誕生したそうです。
盲導犬を育成するためには生後間もない犬を一定期間親元に置いた後、
パピーウォーカー(ボランティアの家庭)の元に移し愛情に包まれ1歳まで育ちます。
その後、盲導犬になるための訓練を受け、幾つかの試験をパスした犬だけが盲導犬として活躍します。
盲導犬を育てるには多くの人手や愛情が必要になります。
盲導犬はまだまだ足りません。私たちが出来ることとして、盲導犬のことを知る、理解する、そして盲導犬協会に寄付をすることも一つの方法です。
当院にも盲導犬協会への募金箱が設置しています。ご協力お願いいたします。
すべての人が楽しく快適に過ごすことができる地域・社会を作っていきましょう。