2014.1.10
中高年層に置いて失明率の非常に高い眼疾患は糖尿病によるものだと言われています。
糖尿病が眼に及ぼす影響は白内障、緑内障、眼底疾患(糖尿病性網膜症)などが挙げられます。
一旦糖尿病に罹患しますと、血液の粘稠度が高まり血液がドロドロしてきます。すると血流が悪くなり、目詰りを起こして組織障害を生じます。
こうした組織障害は非常に細い血管が多く分布する肝臓や神経、眼に起こりやすいわけです。
そこで糖尿病の3大合併症は糖尿病性腎症、糖尿病性神経症、糖尿病性網膜症と言われています。
次回はこのうちの眼科に関係のある糖尿病性網膜症についてお話させていただきます。