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スタッフ研修レポート

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ビジョンサポート機器展・相談会 in 静岡

2019年度ビジョンサポート機器展・相談会 in 静岡

イベントの内容

ロービジョンの方達への相談会

便利グッズ、白杖、機器等の展示会

盲導犬、展示、マッサージ等の体験

ロービジョン等ミニ講座

考察

まず1番最初に驚いたのはロービジョンの方達が一人で中を回ります。とボランティアの手をすぐ借りるのではなく、

積極的に一人で何事もトライしようとする姿勢でした。大体の方が一度説明すると「あとは一人で見て回ります。ありがとうございました。」と言って歩き出していました。

過剰に介護するのではなく、自立しようとしていることも踏まえたボランティアの仕方が大切だなと思いました。

また、あるロービジョンの方は毎日一回は声を出して笑いましょうと明るく、他のロービジョンの方へ話していました。人間笑うことが一番大切だ!と仲間同士で笑いあっている姿はとても前向きで私が今まで抱いていた印象とは真逆のものでした。

当事者だからこそ理解し合えることもあると思うので、こう言ったイベントはすごく大切、重要なものだと思いました。直接お話を聞けたりとすごく勉強になりました。K.Y

 

患者さんでロービジョンの方もいらっしゃいます。病院では何度か来院いただいている場での検査室への案内やイスへの案内をしていましたが、今回は初めての場での案内、対応となり来場者の方も私自身も緊張感や不安感があったと思います。展示品は説明を聞き実際に触り、体験し、ご案内し終えた時に「案内してくれてあるがとう」のお言葉がとても嬉しく役に立てたかなと実感しました。対応の仕方で朦朧なので補聴器を案内して欲しいという方がいました。補聴器はなかったので集音器コーナーへ案内しました。体験でご家族の方とおしゃべりをニコニコとしていて、ご家族の方もご本人もとても嬉しそうでした。みんなが明るく生活する為にはロービジョンの方のご家族やその周りだけが理解をする!のではなく、全員がきちんと理解をした助ける、声を掛ける、など行動をとることが大切だと思いました。 A.I

 

今回ボランティアとして参加し、何名かの視覚障害の方をお手伝いさせていただきました。会場をご案内する時に、狭いところや人が大勢いるところを進むのが大変で、もしこれが街中で視覚障害の方がお一人だったらどんなに大変かと考えました。お話をしていく中で日常生活の不便さや不安などを訴えていらっしゃり、視覚障害についてもっとたくさんの方が関心を持って知識を身につけ手助けできる環境が増えればいいと感じました。S.M

 

来場された方々の誘導案内をさせていただきましたが、皆さんそれぞれ求めているものに違いがあるのだとわかりました。ロービジョンで拡大鏡を求めていたり、全盲のため文書を音声に変換する機器が必要だったり、使いやすい白杖を探していたり、一言で目が不自由と言っても多種多様な悩みと解決方法が必要になるのだと実感しました。また、当事者の方と直接お話をした際、仕事への不安を抱えた若い方もいらっしゃっり働くことについても考えさせられました。普段自分の生活している中では白杖を持った方に出会うことも多くはないのですが、この機会を通じてロービジョンや視野の狭い方、もちろん白杖を使用されている方がたくさん入り自身の生活を便利に豊かになるように不便をなくせるようにと様々な情報を求めているのだと思うのと同時に目の見える私たちがサポートできるように私自身も常に新しい情報を求め学ぶことが必要だと思いました。M.K

 

ビジョンサポート機器展・相談会に参加することでいつも病院で接する患者さんとは違う視覚障害の方と出会うことができました。情報社会の中で遅れることなく新しい情報機器を活用されている方が多く、県内離れた地域にお住まいでもネットワークで連携されているご様子はとても驚きがありました。

会場案内中にも求められる情報提供に熱心で自分の準備不足が恥ずかしく感じました。治療のこと、社会制度のこと、様々な機器のこと学ぶことがまだまだ多いようです。私自身の視野を大きく広げなければと実感しました。これからも多くを学びたいと思います。K.N

 

ビジョンサポート機器展・相談会ではロービジョンの方をブースへ案内するお手伝いをさせていただきました。ご案内するとき、「カラートークが欲しい」「前は無かったんだけど音声の出るIHはあるかな?」など、私の知らない商品の名前や情報を尋ねる方がいて、ほかのスタッフさんに聞きながらお連れしました。ものに当ててボタンを押すとそのものの色を教えてくれる機械があるなど初めて知ることが多く、自分の知識不足を痛感しました。今後ロービジョンで困っている人がいたらお勧めできるようにもっと知識を増やしていきたいです。またご案内しているときに普段の生活でボイスサインカードをつけてもだれも声をかけてくれないからやめてしまった。という話を聞きました。ロービジョンの方が生活し易くなるためにそのカードの意味をみんなが当たり前に知ってる世の中にするよう広めていくことが大切だと思いました。 M.S

 

 

おおるり眼科クリニックのスタッフ6名が休日を返上して2019年度ビジョンサポート機器展・相談会in静岡にボランティアとして参加してくれました。おおるり眼科クリニックのスタッフはロービジョン(見えずらい方、視覚に障害のある方)が様々な便利ツールを知ることで生活がより便利になることを願い参加してくれました。貴重な経験を積みまた一段と成長した姿を見ることができ院長としても嬉しく思っています。今回の学びを仕事で活用してくれることを願っています。おおるり眼科クリニック 院長 鈴木徹

ビジョンサポート機器展•相談会

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