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禁煙は「最高の治療薬」 シリーズ1

心筋梗塞を20%近くも減少させる治療薬はありません。

心房細動発症させることは薬でもカテーテル・アブレーションでも容易なことではありません。

心不全患者の再入院は大きな問題で、それを減少させるのが今後の課題です。

そして、それらすべてを成し遂げることができるものが「禁煙」なのです。禁煙には副作用がなく、それに係る医療費は少額です。さらには患者さんには年間10万円以上のタバコ代を節約できる素晴らしい治療なのです。

禁煙が寿命を10年短くします。
非喫煙者は70歳の生存率が81%。
それに対して禁煙者は58%。
”タバコを吸うか、吸わないかの違いだけで、生存率が23%も変わります。”

*「タバコでいっぷく」がもたらす体の悪影響
心臓病・脳卒中・血管病にかかりやすく、
悪化しやすくなります!

タバコのけむりの中の活性酸素などのために、
動脈硬化が促進されます。
また、脳卒中の中でも脳血管が詰まる病気−脳梗塞が増えています。

喫煙による症状の危険度の増加
虚血性心疾患・死亡・・・1.7〜3倍
突然死・・・・・・・・・1.4〜10倍
脳卒中疾患・死亡・・・・1.7〜3倍
大動脈瘤疾患・死亡・・・6倍

*禁煙により脳卒中の発症率が減少
タバコを吸わなければ、男性17%、女性5%の脳卒中発症が予防できる!
禁煙によって日本で年間1万5千人の脳卒中死亡を減少させることができ、16万人の脳卒中発症が減少できる計算です。

*喫煙と心房細動リスク
喫煙は心房細動に大きく関与します。(リスクが2倍)。
そして、喫煙者本人だけでなく、受動喫煙者にもリスクをもたらします。特に、胎児、小児期への影響が大きいことも示されています。この様な観点からも禁煙指導は重要です。

参照
一般社団法人 日本循環器学会
日医ニュース 令和元年5月5日発行より

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