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世界緑内障週間(3月11日~17日)について

日本緑内障学会ホームページより引用
世界緑内障週間は2008年から世界一斉に行われている緑内障啓発のための国際的イベントです。
現在では毎年3月上旬頃の1週間を世界緑内障週間(World Glaucoma Week)と定め、種々の啓発活動やロビー活動を各国・各地域の実情に合わせて行っています。
無料眼科検診、講演会、マスコミを通じての啓発、行進、記念切手の発行、行政府への陳情など、いくつものアイデアが考えられ実行されています。
実行組織は世界緑内障連盟(World Glaucoma Association)と緑内障に関する患者団体(世界緑内障患者連盟(World Glaucoma Patients Association))です。
日本からは学会としての日本緑内障学会と患者団体としての緑内障フレンドネットワークが組織に加わっています。世界の活動は世界緑内障週間のホームページで概要を知ることができます。
緑内障啓発活動の必要性
緑内障は我が国における中途失明原因の第一位です。
けれども我々日本緑内障学会はこの不名誉な状況は近い将来脱することができると信じています。
その背景にあるのは近年における緑内障の診断と治療の進歩です。
OCTを含む眼底検査により極早期の緑内障の診断率は格段に向上しました。
多くの点眼薬の登場により、より低い眼圧レベルに保つことが可能になっています。
緑内障手術の進歩も著明です。したがって早期に診断された緑内障が高度視機能障害をきたす確率は今後大幅に低下していくと考えられます。
ただし、問題が残っています。緑内障の特性として初期の自覚症状が非常に少ないという点です。
したがって多くの患者さんが一般人の中に診断されずに埋もれていることが問題です。
一般の方に緑内障という疾患の存在を知ってもらうという活動が極めて重要であると考えます。
その意味でライトアップ in グリーン運動の緑内障啓発効果に大いに期待しています。

世界のインフルエンザ関連死

4月30日(月)は祝日のため休診いたします。

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