当院のコロナウイルスに対する取り組み
当院では開院当初より様々なウイルス対策として以下の2)から7)を徹底してきました。
1月末よりコロナ対策として1)と2)の一部を追加実施しています。
1)噴霧器の設置
・COVID-19に有効とされる次亜塩素酸水(※1下記を参照)を噴霧器で拡散
・院内に5台設置、ウイルスの除去に対応
2)換気
・1日2回の外気換気と常時換気(換気扇)を実施(1月末より追加実施)
・換気扇は壁設置と天井設置の両方を使用することで常に空気が換気されウイルス除去に有効
3)消毒(待合室、中待合、トイレ等)
開院以来、日に2回、院内のテーブル、机など、スタッフや患者さんが触れるすべての物のアルコール消毒を徹底実施
充血患者さんが触れたものや利用されたトイレにおいては即座にアルコール消毒を遂行
4)消毒(診察室、検査室)
診察室や検査室の検査台は使用の都度、箇所のアルコール消毒を実施
5)感染予防
・待合テーブルの教育ツールは一旦撤去、掲示のみ
・その他インフォメーションツールはお持ち帰りできる物のみ設置
6)眼科的所見
・新型コロナウイルスは、結膜炎を起こす可能性が示唆されている
・当院は開院当初から、目に充血のある方、目やにの出る方の診察には特別な配慮を徹底している故、このやり方を引き続き実行
7)感染症教育
医師をはじめスタッフの感染症対策についての教育は年2回、講師を招き受講
さらに学んだことを履行していますのでご安心ください。
日本眼科医会の見解を以下に追記します。・・・・・
新型コロナウイルスは、結膜炎を起こす可能性が示唆されています。
1) ただし、現 状では、結膜炎の所見だけから新型コロナウイルス感染症を診断することは困難です。
結膜炎に加え、厚生労働省ホームページで示されている新型コロナウイルス肺炎の症状がある場合は、感染を疑った対応をしてください。
結膜炎の感染予防策については、現時点で特に示されていませんので、従来通り、手洗い・咳エチケット・体調管理等の徹底に加え(厚生労働省、各都道府県自治体のホー ムページ参照)、手で直接目を触らないといった一般的な感染性結膜炎対策も有効と思われます。
感染情報は刻々と更新されており、主に厚生労働省ならびに国立感染症研究所の発出 する情報のほか、都道府県医師会、自治体、地区保健所等から発出される情報にもご留意ください。
・・・・・・日本眼科医会参照終わり
※1次亜塩素酸水とは?
水と塩、二酸化炭素からなる微酸性の除菌剤です。
飲用可能な水と純度99.95%以上の塩化ナトリウム(食塩)を電気分解し、食品グレードの炭酸ガスを添加することでpH値を微酸性の5.8に調整する事で次亜塩素酸の塩度濃度を高めた除菌水です。
商品改良の結果、500ppmと高濃度を実現したため、除菌力を持っています。
アルコール・エタノールは一切使用していないので、デリケートな赤ちゃんから大人までしてお使いいただけます。
次亜塩素酸水は、厚生労働省が認めた、食品添加物として指定されています。(厚生労働省の食品添加物としての次亜塩素酸水の指定濃度が10ppm~80ppmです。それ以上の濃度は危険なため認められていません)
直射日光(紫外線)に当たると性能が弱くなり、最終的には水に戻ります。また、有機物に触れると分解するので残留性もありません。