おおるり目の健康コラム

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白内障のお話

今回は白内障のお話をさせて頂きます。 世の中の約8割の方が「五感」の中で最も重視するのは「視力」と答えています。 ところで様々なアンケートから若い人程、目の不調を感じながらも放置している割合が高い傾向にある様です。 一般に白内障は加齢により水晶体が濁ってくる現象ですが、若年者では糖尿病、眼外傷、アトピー性皮膚炎、ステロイド常用者等が原因となる事もあります。 症状としてはものがかすんで見える、明るい所では特に光がまぶしく感じる,近くのものが見易くなる(見づらくなるではありません)などが代表的です。 白内障は手術で治る病気です。手術時期としては一般には日常生活で不自由を感じる様になった頃と考えて頂ければ良いと思います。(詳しくは眼科医にご相談下さい) 白内障はそれ自体で失明に至る事は少ない病気ですがなかには緑内障等に進行する事もありまた,先に述べた様に他の疾患が隠れている事もあります。 若い人程目の不調を感じたら注意が必要です。 老若を問わず早目の検査を受けておく事が大切です。

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この記事を監修した医師

おおるり眼科クリニック院長
 鈴木徹
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