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はやり目(流行性角結膜炎)の感染拡大の可能性を示唆 (国立感染症研究所の報告から)

「はやり目」と呼ばれる流行性角結膜炎の流行が例年よりも拡大していることが4日、国立感染症研究所の調査で分かりました。 今年は「はやり目」の患者さんが減る秋になっても流行が続いており、勢いが衰えないまま増える冬場に突入する恐れがあるため、専門家は注意を呼び掛けています。 国立感染症研究所によると、はやり目は8月中旬以降急増していて、過去10年間において一番高い羅漢率となっている。 都道府県別では、宮崎(5.50人)、鳥取(4.33人)、熊本(4.11人)、愛媛(3.50人)、長崎(3.38人)など西日本で多いが安心はできません。 流行性角結膜炎はアデノウイルスの感染で起こる目の病気で、結膜の充血や涙、目やにが特徴。涙や目やにを介して感染し、特別な治療法はなく、対症療法が中心となります。 第3種の感染症に定められており、病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めるまで出席停止とされています。 停止期間は感染を広げる恐れが無くなる7〜10日間程度となっています。 流行性角結膜炎は接触感染をするので感染したら「涙」や「目やに」を直接手で触れないようティッシュペーパーなどで拭き、普通のゴミとは隔離して捨てる。 周囲の人にも手をよく洗うようにお願いをすること。 洗面器、タオル、目薬等は人と共有せず、入浴も最後にするようにしてください。 とにかく罹患すると厄介な病気となりますので日頃から手洗いを徹底してください。  

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この記事を監修した医師

おおるり眼科クリニック院長
 鈴木徹
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