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紫外線と眼の関係について

コンタクトレンズメーカー:ジョンソン・エンド・ジョンソンは「紫外線と眼」に関するメディアセミナーを開催しました。
UVが皮膚に与える影響はよく知られていますが眼に与える影響については周知されていません。
日焼けは皮膚だけでなく眼にもダメージを与えますので以下の記事を参考に対策をしてください。
金沢医科大学眼科学講座の佐々木洋教授によると「眼にもシミ」ができ、若い時からのUV対策が重要であるとされています。
佐々木教授によると「屋外スポーツをしている大学生は屋内スポーツをしている人に比べ瞼裂斑(白目にできるシミのようなもの)のリスクは3倍ある」とのこと。
野球やサッカーなど子供の頃から続けている場合は小中学校時代からの初期変化も見られるとのことです。
太陽から直接入るものだけでなくアスファルトからの照り返しなど反射光や散乱光の影響を受けるため朝夕や季節を問わずに対応をしなければなりません。
屋外スポーツ対象者について眼鏡やコンタクトレンズの使用の有無別でみるとUV対応コンタクトレンズ装着者、メガネ装用者の順で有病率は低く、
UV対応コンタクト装着が最も低リスク、UV未対応コンタクトレンズは裸眼と同様に眼瞼裂斑予防効果が見られなかった。とあります。
また、大阪大学医学部大学院の日比野佐和子特任准教授は美容の面からもUV対策は重要と述べられました。
近年はパソコンやスマートフォンなどさらに眼を酷使する状況にあり眼の健康管理は深刻な問題となっています。
UV対策と眼疾患予防の有効性に対する証拠は今のところ存在しませんが現在、有効性を示唆するデータは集積されつつあるため
予防医学の観点からも皆様はUV対策を心がけていただきたく今回のトピックとさせていただきます。
参考:化学工業日報より

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