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眼科医療従事者講習会に参加して

先日、私どもスタッフは1月23日(土曜日)静岡市で先天性色覚異常、視覚障害者に光を届けるー角膜移植についての講習会に参加してきました。
講習内容
1.先天性色覚異常
・何か: 視細胞の異常により型別の色の判別が違う
・特徴: 遺伝する。男性20人に1人、女性10人に1人は保因者となる
・診断方法:石原式38、マイクロスコープパネルD−15等
・問題点: あくまで個性ではあるが職種により就職できないものもあるため事前に知っておくことが大切。兄弟、家族で型が違うこともあるため、血縁判断に繋げてはいけない。
2. 視覚障害者に光を届ける
角膜移植の話を伺いました。角膜の病状での失明率6.1% 2~3万人、移植待機者は5千人いるが国内での移植には限りがあり普及活動が必須な状態。
 
感想
学校保険法の改定後問題として浮上してきているためこれから検査希望者が増えることが予想される。再度検査方法を確認し的確な検査を促したい。
アイバンクの活動がさらに理解され普及すれば良いと実感しました。臓器提供意思表示だけでなく、アイバンク登録の大切さを感じました。静岡は献眼率が高いことをしり誇りに思うと同時に自信も登録をしようと思います。外来でも告知していきたいと思いました。
「色覚異常は個性」という言葉が響きました。以前は必須検査だった色覚検査が学校保険法の改定により未検査のまま進路を選択する時点で就きたい職業を断念するという場面があることを知りました。保護者や関係者は子供の将来を考え色覚検査を適宜受けることを推奨していきたい。

小学生の視力過去最悪 2016.01.23日経新聞より

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