糖尿病網膜症は糖尿病による全身の細小血管症によって引き起こされる糖尿病性腎症、糖尿病性神経症とならぶ糖尿病の三大合併症の一つです。糖尿病網膜症は著しい視力低下や失明の危険性を有することから眼科ならびに内科的な管理がきわめて重要な疾患です。初期の段階では自覚症状が認められないことが多いのですが、眼の中では病気は進行していて放置すると失明に至ることもあります。
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眼底黄斑部(視覚の中心部)に薄い網膜剥離をきたし主に中年男性に好発します。
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電気性眼炎では溶接作業時に発症するUV(紫外線)や冬山登山、スキー等で直接UVを浴びる事で生じる表層性の角膜炎です。
眼化学外傷は酸やアルカリ等の薬剤(洗剤、毛染め薬等)が眼に飛入する事で生じる角膜、結膜の障害です。
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動眼神経の走行範囲でなんらかの障害を生じると片眼の眼瞼(まぶた)が下がったり、複視(物が二重に見える)眼球が外側にずれたりします。
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やはり冬期(暖房等使用により)に多いのですが、最近は夏期(クーラー等使用により)でもちょくちょく見受けられます。職業として、パソコンや細かい作業を行う方、運転手さんなど、物をじっと見つめて瞬目(まばたき)が少ない方に多く認められます。瞬目が減少することで角膜表面の涙の蒸発が速くなり、涙液量も減少するためです。治療としては点眼を処方したり、意識的に瞬目をしていただいたり、1日に数回温かいタオル等で目を温めるなどを指導します。
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