感染性角結膜炎(はやり目等)
患者さんは充血、痛み、目ヤニ(黄色調)などで受診されます。原因は様々ですが、汚れた手指で目を触った、植物の枝などで目をついた(枝に付着しているカビなどが原因となっておこる角膜炎)、目の具合が悪いにも関わらずコンタクトを装用していたなどがあります。感染性の角膜炎、特に強毒菌のケースでは病状の増悪、進行が速いため、早期発見、早期治療が大切です。ウイルス性結膜炎は感染力が強く、他者への伝染にも注意が必要です。特に流行性角結膜炎ではウイルスの型により症状も強く、治療まで比較的長時間を要する事があります。