中心性漿液性網脈絡膜症
概要
眼底黄斑部(視覚の中心部)に薄い網膜剥離をきたし主に中年男性に好発します。
原因
ストレスとの関連が示唆されている。 脈絡膜の血管異常により網膜色素上皮のバリヤの破錠が起きて発症するといわれています。また、ステロイド薬の副作用で生じることもあります。
症状
- 黄斑部に薄い漿液性の網膜剥離をきたすため変視症(物がゆがんで見える)
- 小視症(物が小さく見える)
- 軽度視力低下、軽度遠視化等を発症します。
検査
視力検査
眼底検査
黄斑部を中心として円形の漿液性剥離を確認します。
蛍光眼底造影
網膜色素上皮レベルに点状の蛍光漏出点が出現し、時間とともに拡大します。
OCT(三次元画像解析)
網膜断層を観察します。ドーム状の漿液性剥離、色素上皮剥離のあるケースでは加齢性黄斑変性症等の鑑別が必要です。
治療
蛍光漏出部に対しレーザー治療を行ったり、循環改善薬の内服等を処方したりします。自然治療も多く見うけられます。
眼底検査
黄斑部を中心として円形の漿液性剥離を確認します。
蛍光眼底造影
網膜色素上皮レベルに点状の蛍光漏出点が出現し、時間とともに拡大します。
OCT(三次元画像解析)
網膜断層を観察します。ドーム状の漿液性剥離、色素上皮剥離のあるケースでは加齢性黄斑変性症等の鑑別が必要です。
治療
レーザー治療
蛍光漏出部に対しレーザー治療を行う。
内服
循環改善薬の内服等を処方したりします。
自然治療も多く見うけられます。
対策
最近ではCSCに対するルテイン(サプリメント)内服の効果も報告されています。また、ストレスを適度に解消し喫煙も控えると良いでしょう。